
普段はシャッター音がならないので、OneCam
というカメラアプリを使っていますけど、最近は、KitCam というカメラアプリを頻繁に使ってます。
このアプリはいろんな設定が一眼レフライクに出来るのが素敵♪

それでは KitCam の魅力をご紹介します。
フォーカスと露出が別々に設定できる!
カメラに興味が無い人には何の事やら意味不明だと思いますが、撮影するシチュエーションによってはこれらが別々に設定できるから、綺麗に写真を取れたり、アートっぽく撮影できたりします。
例えば、逆光で人物を撮ると、人物の顔が真っ暗になってしまったことありますよね?良くあるのは、イルミネーションを見に行って、それを背景に写真を撮ったら人物が暗くなっちゃった・・みたいな。
フォーカスポイントと露出ポイントを別々にすることによって、これらのシチュエーションでも綺麗に写真が撮れたりします。(ちょっと違うけど。少なくとも人物は暗くはなりません。)
また、夕方の海岸で人物などがシルエットになっている写真や、背景が真っ黒(真っ白)な花の写真なども、フォーカスポイントと露出ポイントが別々に設定できれば簡単に撮れたりします。
フォーカスロック & AE ロックができる!
画面上をタップして、ピントを合わせる方式の iPhone(iPod)カメラだと、この機能は無くてもそれほど不便は感じませんが、それぞれを任意の位置にロックできるのは使ってみると地味に便利だったりします。
露出補正ができる!
普通に露出補正ができます。といっても実際に露出が変わる訳ではなくて、デジタル的に明るくしたり暗くしているようです。
なので、実際には露出補正でも何でもありませんが、やわらかい雰囲気で撮りたいときにプラス補正(明るく)してみたり、シャープに映すためにマイナス補正(暗く)したりできるので、一眼カメラと同じような感覚で撮影ができたりします。
繰り返しますが、実際には露出は補正されてないけどね。
だから一応上下2段分のメモリが付いていますけど、一眼レフでの撮影のシュミレーション(1段補正するとこれくらい変化するんだぁ、とか)には使えません。
ホワイトバランスが設定できる!
多くの iPhone(iPad)カメラの場合、ホワイトバランスはオートです。任意にホワイトバランスは変更できませが KitCam ではホワイトバランスを電球や曇り、日陰など、一眼レフでおなじみな、ホワイトバランスに設定ができます。
その他の機能!
レンズを変えたり、フィルムを変えたりできます。レンズには魚眼レンズやティルトシフトレンズなどがあり、簡単にミニチュア風の写真を撮ったりすることができます。全部で15種類!
フィルムを変えることによって、モノクロ写真やアンティーク風の写真が簡単に撮影できます。また、グリッドを表示したり、水準器を表示したり、顔認識してくれたりと一通りのことは何でも出来ますよ。
まとめ
ご紹介した、露出補正機能やホワイトバランスの設定なども、言ってしまえば実際に露出を変えてるわけじゃないし、ホワイトバランスだって単なるカラーフィルターなので、同様なことが可能なカメラアプリは他にも沢山あると思います。
レンズ交換にしたって、ミニュチュア風写真を撮るための専用アプリなりがゴロゴロありますので、作画に応じてアプリを使い分ける方が、iPhone(iPod)カメラ的な使い方なのかもしれませんし、一眼レフでも撮れるような写真じゃなくて、漫画カメラ (Cartoon FX)
や ビー玉と共に MarbleCam
のような、撮影時にレタッチまでしてくれるカメラアプリを使う事が iPhone(iPod)カメラの楽しみのような気もします。
ただ、KitCam をおススメするのは、それらの設定が一眼レフカメラライクに出来ること。
普段から、常にカメラを触っていられれば良いのですが、週末くらいしかじっくり触る事はできません。
KitCam を使えば、ちょっとした空き時間に、「あー、この場面でここに露出を合わせるとこんな感じになるんだ。」とか、そんなことが色々と体験できます。
私ごときが、写真のクオリティー云々を語るのはおこがましい訳ですが、上達への早道は沢山カメラを触って沢山写真をとること。
色々と露出補正をしてみたり、あえてホワイトバランスをズラした設定にして撮影してみたりすると、思いがけない写真が撮れたりします。
KitCam で試して、あーなるほどってな場面を週末に一眼レフで再現するのも面白い。
ってことで、私的には KitCam が最強のカメラアプリなのでした。
しいて言えば、シャッター音が消すことが出来れば最高なんだけど。昼間からスーツ着たおっさんがパシャパシャやってたら不気味ですよね?
でわでわ。
