
muCommander はイマイチ認知されていないようで、ほとんど話題にもなりませんが、もっと人気が出ても良いと思うけどなんでなんでしょうか。
ってことで、私は muCommander に何の義理もありませんが(いや利用させてもらっている事には感謝!)muCommander 普及のために勝手に啓蒙してみます。
まずは muCommander のいろいろな表示をご覧ください。
普段コロコロと表示を切り替える事もないでしょうが、これだけのバリエーションがあればきっと好みの表示方法が見つかるのではないでしょうか。
ちなみに、1ペイン表示もできます。
1ペイン表示でサイドバーを表示すれば Windows の Explorer そっくり。
ちょっとは興味が湧いてきましたか?
muCommander のすごいのはここから。ペインの表示方法だけじゃなくてペインの中身(表示項目など)や外観のテーマやルック&フィールなどが、これでもかと事細かくカスタマイズすることができます。
中でもすごいのがキーボードのショートカット。ほぼ全ての操作に割当当てられます。ちなみに私は純正のファインダーとほとんど同じショートカットキーを割当てます。
ざーっと、設定項目を紹介。
まずは基本設定。もちろん日本語使えます。一部日本語がおかしな点がありますがまったく問題ありません。一切文字化けもありません。
デフォルトでペインに表示するディレクトリを設定したり、隠しファイルの表示/非表示の設定をしたり。
例えばこんなのとか、
こんなのとか、
そのままだとやたら趣味が悪いですが、例えばこんな感じで部品単位で色の調整が可能。ダイアログのタブをご覧頂ければ設定項目の細かさの想像がつきますよね?
次に、設定項目でもすごいのがこれ。ほとんどの操作にキーボードのショートカットキーが割り当てられます。デフォルトのままだと操作に癖がありますが、ショートカットを割り当てればファインダーと同じにできます。むしろファイルのコピーとかファインダーよりも簡単で便利。
例えばファイルコピー(アクティブなペインから非アクティブなペインへ)は、⌘Command + C。同じフォルダー内へのコピーは、⌘Command + Shift + C、で超快適。
関連エントリ:Mac のキーボードショートカットで使う特殊キーは「⌘Command」と「⌘Command + Shift」しか使わない。だって 「Option」 とか押しにくいんだもの
muCommander からメールを送信する事ができます。その設定。
ざーっと muCommander を紹介しましたがいかがでしょうか?
以前エントリしたように FTP などサーバーへのアクセスもとっても早いし安定してます。
関連エントリ:Mac で FTP するときは muCommander!
VMware Fusion4 にバンドルされていた ForkLift というのも試したりしましたが、muCommander の方が良い感じ。
ただ、キーボードのショートカットキーの割当が面倒くさいとか、見かけが Mac アプリっぽくないとか、マウスやトラックパッドでグリグリ操作したい人には合わないかも。
まぁこの辺は慣れや好みがありますので、万人にとって最適なものは無いとは思いますが一度試してみる価値はあると思います。
だって、タダなんだもん。
すんげー。開発陣に感謝!
ダウンロードはこちらから。
ちなみにファインダーが使いづらくて、ファイルの移動やコピーなどのファイル管理に試行錯誤していますが今のところ、alfred + Yoink + muCommander の組み合わせに落ち着いています。
この辺はまたエントリします。
でわでわ。