
muCommander はデフォルト設定のままだと操作感にやたらと違和感がある訳ですが、ショートカットキーを Finder ライクに変更してあげると、とっても良い感じになります。
フォルダ階層の移動を上下矢印で移動なのか、左右矢印でいどうなのかなど、人それぞれ使いやすい設定があると思いますが、私の設定している項目が参考になればと思います。
ショートカットキーの設定方法
muCommander のショートカットキーはメニューバーから「muCommander」→「Preferences」を選択します。

そうするとウインドウが開くので「Shortcuts」タブを選択すればショートカットキー設定の画面が表示されます。

左上の「Show」で設定項目のセクションが切り替えられるので適時切り替えて設定しちゃってください。
それでは、以下わたくしのショートカット設定です。設定している項目のみ羅列してみました。
「File Operations」セクション
ファイル/フォルダ操作に関連するショートカット項目です。
Action description | Shortcut | Alternate Shortcut |
---|---|---|
Copy(コピー) | F5 | ⌘(コマンド)+ C |
Delete(削除) | F8 | ⌘(コマンド)+ delete |
Make dir(新規フォルダ作成) | F7 | Shift + ⌘(コマンド)+ N |
Rename(名前変更) | Shift + F6 | リターン |
「Navigation」セクション
フォルダ階層を移動したり任意の場所へジャンプしたりする場所移動に関連するショートカット項目です。
Action description | Shortcut | Alternate Shortcut |
---|---|---|
Connect to server(サーバーへ接続) | ⌘(コマンド)+ K | |
Go to parent(上の階層へ移動) | delete | ←(左矢印) |
Open(開く) | →(右矢印) | ⌘(コマンド)+ O |
Reveal in Finder(Finder で開く) | ^(コントロール) + L | ⌘(コマンド)+ F |
「Selection」セクション
ファイル/フォルダの選択や選択したファイル/フォルダに対する操作に関連するショートカット項目です。
ちなみに、このセクションに「Copy file(s)」という項目がありますが、これは選択したファイル/フォルダをクリップボードにコピーする機能です。(ファイル/フォルダをコピー&ペーストできます)
「File Operations」セクションの「コピー」はアクティブなペインから非アクティブなペインへファイルコピーをします。
Action description | Shortcut | Alternate Shortcut |
---|---|---|
Mark All(全てを選択) | ^(コントロール)+ A | ⌘(コマンド)+ A |
Unmark All(全てを選択解除) | ^(コントロール)+ D | Shift + ⌘(コマンド)+ A |
「View」セクション
表示に関するショートカット項目です。
Action description | Shortcut | Alternate Shortcut |
---|---|---|
Refresh(表示を更新) | F9 | ⌘(コマンド)+ R |
「Window」セクション
ウインドウ操作に関連するショートカット項目です。
Action description | Shortcut | Alternate Shortcut |
---|---|---|
Close window(ウインドウを閉じる) | F10 | ⌘(コマンド)+ w |
まとめ
冒頭でも書いたようにデフォルトのままだと違和感ありありですが、カスタマイズ性の高さが muCommander の魅力のひとつです。
じゃんじゃんカスタマイズして手になじませちゃってください。
でわでわ。