
今回のアップデートの目玉は、1Password との連携。
今更説明の必要も無いくらい定番な 1Password ですが、簡単に説明すると、1Password へWEB サイトへのログイン情報(ユーザー名、パスワードなど)を登録しておくと、ログイン画面で 1Password を呼び出す事によって、アカウント情報を自動で入力してくれるユーティリティーソフトです。
どのように連携するかは見てもらった方がわかりやすいと思います。
- Alfred をホットキーで呼び出す。
- 「1p」の後に半角スペースを入れて、1Password に登録してあるサイトを検索する。アプリ検索同様、はじめの数文字で OK
そして目的のものを選んでリターン - すると ブラウザが起動して WEB ページが開きます。この時に 1Password のロック解除画面も一緒に表示されます。
- あとは 1Password のパスワードを入力してロック解除すれば、ブラウザのフィールドに自動的にアカウント情報が入力されログイン後の画面まで一気に進みます。
という感じでとにかく早い。1Password のロック解除後に改めて目的ページを選択する必要はありません。
一度、1Password にログインをしてしまえば、Alfred で、「1p」に続けて 1Password 登録サイトを検索してリターンキーを押すだけで、目的のページのログイン後の画面が開きます。
便利過ぎ。
ただ、この機能を利用するには、Alfred の Powerpack を導入する必要があります。
Powerpack は15ユーロ(1,600円くらい)しますが、Alfred iTunes の操作や File Navigator といった機能が使えるようになるなど Powerpack を導入すると、Mac の操作がとても快適になります。
今回、1Password との連携機能が実装された事でますます Alfred が便利すぎるので、特に 1Password を日常的に使っている人は、連携機能だけのために Powerpack の導入を検討する価値があると思いますよ。
また、便利な反面セキュリティー的にはちょいと気にする必要があるかも。(通常はまぁないとは思いますが)第三者が Alfred 経由で簡単に 1Password に登録しているサイトにアクセスできてしまうので、1Password を使い終わったらちゃんとロックをしておきましょう。
でわでわ。

※ App Store からダウンロードしたAlfred には、Powerpack がインストールできません(App Store ではアプリ内課金 NG )ので、Powerpack を導入する場合は、Alfred の公式サイトからダウンロード & インストールしてください。
※ すでに、App Store からインストールした人は一旦アンインストールした後、Alfred の公式サイトからダウンロード & インストールすれば Powerpack をインストールできます。
