
MacBook Air のメモリ(RAM)は 4GB で足りるのか、8GB に増設しないとダメなのか?の類の事を良く聞かれるので、そのあたりのことを。
というか、新型の MacBook Air を買うのであれば、足りるか足りないかは知りませんが 8GB にしといた方が良いと思います。そんなに値段変わらないし。
なので今回は、旧型(Mid 2011)が中古や整備済み品でお買得になってるけど、4GB メモリじゃ不安だぞって、人向けのエントリです。
一般的には、「メモリが足らない → ディスクスワップが発生する → 動作が重くなる」なので、ディスクスワップが発生するかどうかが、メモリが足りる足りないの基準となります。
じゃあ 旧型で 4GB の MacBook Air では、どの程度酷使したら(複数アプリの同時起動をしたら)ディスクスワップが起こるのか?ということが知りたいわけですが、フォトショップや動画処理などの重たいアプリを使わなくても、ほとんどの場合ディスクスワップは起こると思います。
そういう意味(ディスクスワップが発生するかどうか)でいえば、4GB じゃ足りません。スワップ発生しまくりです。
ということで一般的にはここまでで話が終り。要は、4GB じゃ足らない。
だけど、
MacBook Air (Mid 2011)の場合、少々事情が違います。ここからが本題。
そもそも MacBook Air では、今まで常識だった「メモリが足らない → ディスクスワップが発生する → 動作が重くなる」が成立しません。
MacBook Air の場合は「メモリが足らない → ディスクスワップが発生する → でも動作は重くならない」となります。
なぜ??
理由は、MacBook Air 搭載の SSD が速すぎるから。なので正確に言えば全ての MacBook Air がスワップが発生しても重くならないのではなくて、SSD を搭載した MacBook Air はスワップが発生しても重くならない、が正確ですね。
(より正確に言えばスワップが発生すれば SSD Air でも理屈では遅くなりますが、その違いを体感できる人はいないレベル。)
ってことで、SSD 搭載の MacBook Air 前提であれば、4GB メモリで十分です。これ結論。
(っていうか旧型(Mid 2011)モデルは全部 SSD 搭載だし。)
関連エントリ:新型 MacBook Air にメモリ 8GB 積まないなら、旧型 MacBook Air で良いんじゃないのかな?
4GB で足りる足りないでは、足りる派と足りない派に分かれるわけですが、SSD 非搭載の MacBook Air(Mid 2011以前のモデル) ユーザーは、「足りない」となるし、SSD 搭載の MacBook Air(Mid 2011) ユーザーは「足りる」ということになるんだと思います。
非 SSD の MacBook Air ユーザーが、新型に買い替えて SSD が搭載されてたりなんかすると、やっぱり最新は速い!となるんだと思いますが、恐らくすでに SSD MacBook Air ユーザーは最新にしても速度に対する感動はあまり無いんじゃないかと思いますけど、どうなんだろ。
非 SSD ユーザーはびっくりするくらいの感動があると思います。それくらい違う。
個人的には、MacBook Air の最大の魅力は薄さとか軽さとかじゃなくて、SSD の速さだと思ってます。
一応、注意点としては将来をどう考えるか?4GB で十分との結論は「今」の話。MacOS X Lion で、今あるアプリを使っている前提。
今後、どのように MacOS X が進化するかわからないし、どんなアプリや周辺機器が出てくるかわかりませんので、その辺りは個々人の判断で。
私は、当面(あと2~3年)は4GBで十分かなと思っとります。
でわでわ。
関連記事:2014年版:MacBook Air を快適に使うためには メモリ(RAM)は 4GB で足りる?それとも 8GB 必用?
いくらSSDでもスワップおきたら体感で遅さを感じるだろ…。
I/O処理がつまってたらプチフリ起こるぞ。
ハンドルネームさん、こんにちわ。
今さらですいません。ずーっと放置していて・・。
あたくし鈍感なので・・;-)
確かに初代 MBA を SSD に換装した時はプチフリの連続でしたが・・。今の MBA ではプチフリは起こってない(気付いてないだけ?)ですね。