今回は、Alfred の最も基本的な使い方である(Powerpack の導入しなくてもできる)アプリの起動やフォルダ/ファイルを開く方法を紹介します。
なぜ Alfred を使うのか?
Mac でアプリを起動したりフォルダ/ファイルを開く方法はたくさんあります。ドックを使ったり、Finder から起動したり開いたり。
どの方法にしろ、目的のアプリ/フォルダ/ファイルにたどり着くために、Finder でファイル階層をたどったりと数ステップのプロセスが多かれ少なかれ必要だし、マウス(トラックパッド)へ手を伸ばす必要もあったりします。
Alfred を使う理由は、
- いつでもどこからでも呼び出せる。(他のウインドウなどに隠れてしまうことがない)
- 素早く目的のアプリ/フォルダ/ファイルにたどり着ける(階層を気にする必要がない)
- マウス(トラックパッド)を使わない。(キーボードのみで完結する)
- 余計な描画をしないのでサクサク動作。
- 文字がでかい。
といったところでしょうか。最後の文字がでかいは好みの問題だけど・・・。
Alfred を使えばいつでもどこからでも素早くファイルアクセスできますので、ファイルメニューの「ファイルを開く」とかは一切使う必要がなくなります。
いつでも、どこでも、何をしていても、とにかくアプリ、フォルダ、ファイルを開くときには常に Alfred でよろしいかと。
Alfred でアプリ起動、フォルダ/ファイルを開く手順
詳しく見ていきます。
1. ホットキーで、Alfred を呼び出す。
デフォルトでは、「コマンド+スペース」で呼び出せます。ホットキーは自由に設定ができます。私は、「コマンド+スペース」は IME の切り替えに使っていますので、「コマンド+ Shift + スペース」をホットキーに設定しています。
関連エントリ:Mac のキーボードショートカットで使う特殊キーは「⌘Command」と「⌘Command + Shift」しか使わない。だって 「Option」 とか押しにくいんだもの。
2. 目的のアプリ/フォルダ/ファイルを検索する。
ホットキーで呼び出した Alfred の検索窓に目的の アプリ/フォルダ/ファイル名を入力します。文字を入力するたびにインクリメント検索されますので、全て入力する必要はまずありません。日本語も使えます。
例えば、ブラウザ(Google Chrome)を起動する場合は、ch と入力するだけで検索結果に出てきます。
3. 目的のアプリ/フォルダ/ファイルが出てきたら、エンターキー(又はコマンド+数字)で選択する。
検索窓の一番上に目的のアプリ/フォルダ/ファイルが表示されたらエンターキーで選択すると目的のアプリ/フォルダ/ファイルが開きます。二番目以降に表示された場合は、そのまま目的のアプリ/フォルダ/ファイル名を入力していけば、どんどん絞り込まれて一番上に来ますので、絞り込んでから(一番上に来てから)エンターでも良いし、右端に表示されているショートカット(コマンド + 数字)で選択することもできます。上下の矢印キーでも選択できます。お好みで。
これだけです。簡単でしょ?
Chrome を起動する場合には、
- ホットキーで Alfred を呼び出す。
- 「c」「h」をタイプ
- リターン
で起動します。いつでも、どこでも、何をしていても、1秒程度で Chrome が起動できちゃいます。
まとめ
とにかく、いつでも、どこでも、何をしていても、Alfred を呼び出すことが出来ますので、アプリの起動やフォルダ/ファイルを開く場合は、常に Alfred。
なんだ、そんなことは Mac OS X 標準の Spotlight(スポットライト)でもできるじゃないか、と思われたあなた。Alfred にはまだまだ便利な機能が沢山あります。
そのあたりはまた今度。
でわでわ。

※ App Store からダウンロードしたAlfred には、Powerpack がインストールできません(App Store ではアプリ内課金 NG )ので、Powerpack を導入する場合は、Alfred の公式サイトからダウンロード & インストールしてください。
※ すでに、App Store からインストールした人は一旦アンインストールした後、Alfred の公式サイトからダウンロード & インストールすれば Powerpack をインストールできます。